終戦から81年。今年も暑い夏。
敗戦と終戦
”負けた”と”終わった”
”悔しさ”と”安堵”
”混乱状態”と”放心状態”
終戦時、国民は疲弊していたと聞きます。物資提供、食うもの食わず、学童疎開に建物疎開、そして空襲被害。
負けたことを表す「敗戦」よりも、「疲れから解放された」という気持ちが強かったという意味での「終戦」の方が、多くの人たちの胸に刻まれたのではないでしょうか。

我が家に残る一枚。キャプションには「昭和二十年秋 終戦直後 国民服にモンペ姿」とあります。
15歳の母です。両親と生まれたばかりの妹を抱き、戦火の中を逃げ回ったといいます。その妹も栄養不足などでまもなく亡くなりました。
ですから、この写真の母は、戦争から解放された安堵感と、乳飲み子の妹を失った悲しみがないまぜになっていたと思います。
いいことなんてひとつもない。
平和でいようよ。穏やかにいようよ。
心から思います。